ハロウィン発祥の地 アイルランドの春の祝日
セントパトリックデー
この日は街中がさわやかなミントグリーン色に染まります。
アイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックの命日であるこの日は、
春の本格的な訪れを感じさせます。
カトリック教徒でなくても緑色のものをつけて街をパレード、緑色のビールを飲んだり、緑のライトアップがあったり、川が緑になったりします。
アイルランドは美しく緑多い風景から「エメラルド色の島」と呼ばれています。「緑」はアイルランドのシンボルカラーで、アイルランドのお祭り、セントパトリックス・デーには「緑」の服を着て、「緑」のビールを飲み、「緑」の食べ物を食べる風習があります。
この時期に「緑」と同じくらい目にするのが、「三つ葉のシャムロック(クローバーの類似種)」です。
シャムロックはアイルランド語でクローバーを意味しアイルランドの国章です。
聖パトリックが『シャムロックの葉が3つに分かれているのは「三位一体」を表しているのだ』と説明し、キリスト教の布教に利用したことから、セントパトリックス・デーにはシャムロックの飾りをつける風習があるようです。
このセントパトリックデーは、世界各地で楽しまれていて日本でもアイルランドとの交流のため1992年からパレードなどのイベントが開催されています。
ハロウィンの原宿でのパレートが1983年からですからセントパトリックのパレードは9年後ですね
日本では昨年2020年は残念ながらパレードなどのイベントは中止になり、今年2021年も中止になりそうで残念ではありますが、おうちハロウィンのようにおうちセントパトリックで楽しむのもよいのではないでしょうか?
私かぼちゃ王子も2017年から主に名古屋大須で開催されるセントパトリックデーのイベントに参加しています。昨年はイベントは中止でしたがアイリッシュパブで緑色のビールを堪能しました。
冬の始まりのオレンジ色のハロウィン
春の訪れのセントパトリックデー
ともにお祝いしてもっと日本とアイルランドとの交流が進めばよいと思っています。