お菓子、映画、肝試し、不気味な仮装…… 1800年代にアメリカで初めて人気となったハロウィーンは今や、一大産業になっている。
アメリカでは、人々はどのようにして10月31日を祝っているのか、見ていこう。
ハロウィーンは1921年、ミネソタ州アノーカで初めて市全域で祝われた。
1929年、仮装して楽しむ3人の少女たち。
Felix Koch/Cincinnati Museum Center/Getty Images
WalletHubによると、ハロウィーンを祝うのに最も良い場所は、例年ならニューヨークだという。気候が良く、街の雰囲気も親しみやすく、楽しいイベントも盛りだくさんだからだ。
今年はどうすれば安全に祝えるか、親たちが創造力を発揮している。
仮装をして集まった人々(2018年、ニューヨーク市)。
Stephanie Keith/Getty Images
WalletHubによると、この数字は2019年にハロウィーンを祝う予定だった人の割合だ。
ハロウィーンは一大産業だが、誰もが大金を使うわけではない。
気に入ったカボチャを収穫する人々(コロラド州)。
Helen H. Richardson/The Denver Post via Getty Images
全米小売業協会によると、ハロウィーン消費の最高記録は2017年の91億ドル(約9500億円)だ。
事実、アメリカ人の76%がハロウィーンに使う金額は50ドル(約5200円)以下だ。
ラスベガスで開かれたハロウィーン・パーティーに参加する、元モデルで実業家のランディ・ガーバーと俳優のジョージ・クルーニー(2018年10月27日)。
Denise Truscello/Getty Images for Casamigos
かといって、こうした人々がハロウィーン・パーティーを全くしなかったとは限らない。
2019年のハロウィーン消費は88億ドルと見込まれていた。このうち26億ドルは「トリック・オア・トリート」用のお菓子だ。
「トリック・オア・トリート?」
Barry Chin/The Boston Globe via Getty Images
「トリック・オア・トリート」の使用が初めて確認されたのは1927年だ。
だが、お菓子の全てが子どもたちに行くわけではない —— 親の72%が子どもたちのお菓子をこっそりもらっているという。
2015年、ブルックリン。
Spencer Platt/Getty Images
アメリカで最も人気のお菓子は……
- スキットルズ
- リーシーズ・ピーナッツバターカップ
- M&M’s
- スニッカーズ
- スターバースト
2019年は、少なくとも32億ドルがコスチュームに使われた。
Joe Raedle/Getty Images
仮装は間違いなく年々、進化している。
“プリンセス”になった女の子たち。
Jeffrey Greenberg/Universal Images Group via Getty Images
子どもの衣装にもう少しアイデアが必要なら、こちらを参考に。
一方、おとなは200万人が吸血鬼に、500万人が魔女になって街を闊歩した。
Paul Zinken/picture alliance via Getty Images
今年は何になるかまだ決まっていないなら、こちらを参考に。
魔女のコスチュームは犬にも人気。